あいからんど

いろんなことに挑戦!主婦の奮闘記

映画「Love & Other Drugs」を観てやっぱり涙しちゃった話※ネタバレ有

こんにちは。

あいからんどです。

今日は久しぶりに映画の感想を書きたいと思います。

今回は「Love & Other Drugs」を観ました。

Love & Other Drugs (字幕版)

Love & Other Drugs (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

私の好きなジェイク・ギレンホールとアン・ハサウェイが出ています!

ジェイク・ギレンホール大好きです。演技派ですよね~。彼はいろんなジャンルに出ていますがそれぞれがほんとハマり役です。

特に凄いと思ったのが「ブロークバック・マウンテン」の同性愛者の演技です。

こんなにかっこいいのに綺麗な人だなーって思ってしまいました。彼が映ると斜がかかるというか、すりガラスをとおして映しているように見えるんです。そこにオーラがかかるみたいに。カメラマンの腕がいいのかもしれませんがホントに綺麗でした。

そうかと思えば「ナイトクローラー」のような奇才?変人?みたいな役も超似あうし

「サウスポー」のような自分を追い込むボクサー役もドハマりでした。

個人的には奇才役が一番しっくりくるかも?って思っています。

あっ!あとジェイクって誰かに似ているな~って思ったら

EXITの兼近大樹に似てる!って分かってスッキリしました。口元と目がそっくりです。

彼もかっこいいですよね。兼近大樹とアル・パチーノを足した顔!分かってくれるかな~?

 

っとジェイクの話ばかりになってしまった。。。

「Love & Other Drugs」に戻りますがタイトル画面をみて最初よくあるイチャコララブストーリーかと思ってました。ジェイクが出てるからまぁ見てみようかな・・・と。

でもただのラブストーリーではなく、難病の彼女を通じて彼が人として成長していくというじんわり深い話でした。

マギー(アン・ハサウェイ)は若くしてパーキンソン病を患っています。

ジェイミー(ジェイク・ギレンホール)はMRとして薬を売り込みにいった病院で彼女と出会います。

彼女がパーキンソン病と知りながらもキュートな彼女に近づいていきます。

しかしマギーは病気の事もあり人と深く関わりたくありません。そして心はあげれないけど身体だけならと身体の関係は続けつつもかたくなにジェイミーを拒みます。

いつしか次第にお互い本気になっていき真剣に付き合うことになります。

しかしマギーはどんどん容態が悪くなり手も動かしにくく歩行も辛そうです。そんなマギーをなんとしてでも治したい一心でジェイミーは各病院にアポイントをとりつけ治療をさせます。ジェイミーが躍起になればなるほどマギーは心が苦しくなります。そして「病気に振り回されず普通に暮らしたい。。。治らないと愛せない?」と訴えます。

しかしジェイミーはパーキンソン病患者の会で自分と同じような境遇の老人に言われます。

「今すぐ彼女と別れて健康な女性を見つけるべきだ。私はパーキンソン病の妻を愛しているが二度とはゴメンだ。。。最愛の人が心も体も別人になってしまう。表情もなくなり着替えも出来なくなる。シモの世話も人任せになる。。気が滅入る話だよ」

その言葉がぐっさりと胸に刺さったままのジェイミーはこのままのマギーを愛する自信が無くなってしまいます。

マギーはそれを感じ取り別れを告げます。

もう私はこの時点で号泣。。。私の両親と照らし合わせてしまったから。。。

私の母は認知症です。マギーと同じでどんどん悪くなっていく病気です。父はこの老人のように「二度とゴメンだ。。。」と思っているのか?でもこの老人の気持ちも痛いほど分かるからこその号泣。。。綺麗ごとですまされる話じゃない。。。

彼女と別れた後ジェイミーは彼女がどれだけ大切な存在なのかを知ります。

ジェイミーは自分に自信がありませんでした。父親が望むような息子になれずがっかりさせてばかり。女性とも本気で付き合った事がなく身体の関係ばかり。。。しかしマギーはそんなありのままのジェイミーを受け入れてくれていました。彼女の側でこそ彼は息をしていられるのです。

そしてジェイミーは彼女を取り戻します。今度は彼が彼女を受け入れる番です。

お互いがお互いのありのままの姿を受け入れ幕は閉じます。

正直こんなに綺麗ごとでは済まされないしこれからが大変なんだよと思いました。

でも作品中のマギーの言葉にほんとに涙しました

「あなたと過ごしている今この瞬間が幸せ。。こんな瞬間が二度となくてもいい。今があるからそれでいい・・・何も望まない・・・今この瞬間だけは・・・私のもの」

これから先のことなんてわからない。。でも確かにそこに幸せはあった。

母もこれから先だんだん酷くなるけれど過去には確かな幸せが存在していた。

そのことは変えられない真実。

過去には戻れない。。。だからこそそこにあった幸せも消すことはできない。

 

私が書くと超重いシリアスドラマのようですがそんな重い作品をコメディーを交えてそして二人の演技力もあってキラキラした作品になっています。

興味のある方は是非。

 

それでは今日はこの辺で。

お読みいただきありがとうございましたm(__)m