あいからんど

いろんなことに挑戦!主婦の奮闘記

認知症の母について

こんにちは!

あいからんどです。

 

今日は認知症の母について。。。です。

母は現在73歳です。

約2年半まえに父から電話があって最近母の様子がおかしい。

同じことを何度も言うし物忘れがひどい。

と連絡がありました。

私は母は前から同じことを何度か言っていたし興味がない話は適当に聞く性格だったの

であまり心配していなかったのですが一つ気になっていたことがありました。

それは母が突然会社を辞めたことです。

母はバリバリのキャリアウーマンで、あの年代には珍しく部長にまで上りつめた人でし

た。毎晩遅くまで働いていて帰ってくるのは夜中の1時頃。(今ではそんな企業考えら

れないですよね。)

もともと負けず嫌いの性格で努力家でした。

休日でも仕事や仕事に関する勉強ばかりしてました。

それが65歳くらいまで続いて、それから2,3年は非常勤として働いていました。

非常勤の時も常勤と同じくらい働いていましたが。。。

そんな母が体力の事と父の側にいてあげたいという理由で、67歳くらいの時にパ

ッタリと辞めました。

※余談ですがこれ書いてて私、母にそっくりだなとおもいます。。。「退職の理由と退職後の私」記事参照

母からすると張りつめていた糸がプッツリと切れてしまったと思います。

よく会社を辞めてから認知症になる人がいると聞いていたので大丈夫かな?と思ってい

ました。しかも母は無趣味です。こういう人も危ないと聞いていたので嫌な予感はして

ました。

気のせいであってほしいと思いながら病院を受診しました。

結果異常なし。

少しホッとしたのですがアルツハイマー型認知症は海馬が委縮する病気なのにその病院

は海馬を調べてなかったので???

※認知症には色々なタイプがありますが、私は母はアルツハイマー型認知症ではないか?と疑っていました。

私はなんか怪しいと思ったのでしばらくして別の病院で診てもらうことを強く勧めまし

た。父も母の状態がだんだんひどくなっていったのですぐ同意をしてくれて別の病院で

受診。

海馬を調べてもらった結果。。。委縮が見えました。アルツハイマー型認知症でした。

あ~!やっぱり!

もっと早くアルツハイマー型認知症と診断してもらっていればもう少し進行を止められ

たかもしれないと思いました。。。ただ認知症は完治はしません。進行するスピードを

緩める事が出来るだけなので遅かれ早かれ今の状態にはなっていましたが。。。

でもほんと病院選びって大切ですよね。

 

認知症と診断されてからは色々な事が頭をよぎりました。

沢山ありすぎて書くことができません。

その中でも一番強く思ったことは

「父の心配」

でした。

母の心配よりも介護する側の父が心配になりました。

認知症に限らず病気って本人も当然辛いんですが支えている人も辛いんですよね。

もしかして本人以上かもしれない。って思うんです。

特に認知症患者は自分が認知症と分かっていないので辛さはないんですよね。

たまに認知症だと自覚したときには「情けない・・・何故自分が・・・」と落ち込むの

ですがしばらくするとそれさえ忘れてケロっとしてます。

 

でも介護する側は常に辛さがあります。

特に父は身の回りの事をほとんど母にやってもらっていた方なので今度は逆の立場にな

ります。そういう意味でも辛いですよね。

でも今までやってもらってた分これからは恩返しって事でイーブンかも。(;^_^A

 

あと自分の時間が無くなる事も辛いですよね。

母一人にさせると不安なので出かけられないのです。

私も会社を辞めてからは自由が効く時間も増えたので少しは顔を出すようにして

います。(幸い近い距離に住んでいるので。)

私がいる間だけでも父の時間を作ってあげられればいいな。。。

今まで育ててくれた分これからたくさん親孝行しよ~って思いました。